
「悟る」とは、“何もいらない”になることじゃない
〜本当の悟りは「私をまるごと受け入れる」こと〜
私自身も「悟り」や「覚醒」という言葉を当たり前のように使用してきましたが、改めて体験から起こった悟りについてまとめてみたいと思います。
SNSやスピリチュアルの世界では、
「もう苦しみから抜けた」
「何も欲しがらない、無欲の状態が悟り」
「光の存在になって、人間的な欲望を超えた」
──そんなふうに語られることも多いですね。
でも、そのイメージはどこかで、“人間である自分を拒否している”人間である自分に無価値観を感じているようなところがあるのではないかと思います。