
そると/心とエネルギーのお話/ビューティフルライフカウンセラー
私たちは日々、さまざまな出来事の中で生きています。
思い通りに進むこともあれば、
思い通りにならないこともある。
嬉しいことがあれば、悲しいこともある。
安心できる日もあれば、不安を感じる日もある。
そんな毎日の中で、
私たちは知らず知らずのうちに、
目の前の出来事をジャッジしています。
これは良いこと。
これは悪いこと。
こうなれば幸せ。
こうならなければ、まだ幸せではない。
そして、自分が望まない出来事が起こると、
今の状態を変えようとしたり、
自分の感情や意識を変えようとしたりします。
けれど、
私たちが良い悪いとジャッジしていること自体が、
自分の世界の見え方を決めているのです。
不平不満に意識を向けると、不平不満のある世界が広がっていく
私たちは、不満を感じる出来事があると、
その出来事に意識を向け続けてしまうことがあります。
どうして、こうなるのだろう。
なぜ、思い通りにならないのだろう。
どうしたら、この状況を変えられるのだろう。
そうして、目の前の現実を否定しながら、
もっと良い状態を求めていきます。
もちろん、
悲しみや怒り、悔しさといった、
感情が湧き上がることは自然なことです。
感情を感じてはいけないわけではありません。
大切なのは、湧き上がった感情に対して、
さらに
「これは悪いことだ」
「こんな状態ではいけない」と
ジャッジを重ねていないか、ということです。
出来事に対して良い悪いを決め、
今の自分や現実を否定し続けると、
意識は次第に、
不満や不足を探す方向へと向かっていきます。
すると、また不満を感じる出来事が目につく。
そして、さらに不満を感じる。
こうして私たちは、
自分が望んでいない世界を、
意識の中で広げているのです。
潜在意識は、自分が許可した世界を見せている
私たちはそれぞれ、
自分の潜在意識が許可した世界を見ながら生きています。
このことが、私たちの生きている世界の真実です。
自分は不幸だと思っていれば、
不幸だと感じる理由を探してしまう。
自分は満たされていないと思っていれば、
足りないものに意識が向かっていく。
反対に、今の自分は満たされていると信頼していたら、
同じ出来事の中にも、これまでとは違うものが見えてきます。
つまり、目の前の出来事だけが、
自分の世界を決めているわけではないということです。
自分が何を信じ、
どのような意識で世界を見ているのか。
そこにも、自分の現実を形づくる大切なものがあるのです。
ジャッジをやめると、出来事の見え方が変わっていく
では、どうしたらいいのでしょうか。
それは、
起こる出来事を無理に良いものに変えようとすることでも、
いつも前向きでいようとすることでもありません。
ただ、目の前で起きていることに対して、
すぐに良い悪いを決めることをやめてみる。
今は悲しい。
今は悔しい。
今は不安を感じている。
そう感じている自分を否定せず、
その感情があることを、そのまま認めてみる。
そして、
その出来事が自分にとって
悪いものなのか、良いものなのかを、
すぐに決めつけないでみるのです。
すると、これまで問題だと思っていた出来事も、
ただ人生の流れの中で起こっていることとして、
見られるようになっていきます。
その瞬間には意味が分からなくても、
今すぐ答えを出さなくてもいい。
良い出来事なのか、悪い出来事なのか。
自分にとって必要なのか、必要ではないのか。
その判断を急がずにいると、
出来事を無理にコントロールしようとする力が、
少しずつ緩んでいきます。
そして、自分が思っていた以上に、
人生には大きな流れがあるのだと感じられるようになるのです。
真実は、私たちは常に最高の状態にあるということ
私たちは、
何かがうまくいったから最高の状態になるのではありません。
望んでいたものを手に入れたから、
最高の人生になるのでもありません。
どんな出来事が起きていても、
どんな状態にいるように感じていても。
今この瞬間が、自分にとって一番最高の状態である。
そう信頼して生きることで、
私たちは、
目の前の出来事に振り回されずにいられるのです。
悲しいときは、悲しみを感じていい。
思い通りにならないときは、悔しさを感じてもいい。
それでも、
今の自分の状態が間違っていると決めつけなくていいのです。
今起きていることを、
すぐに変えなければならないと思わなくてもいい。
自分は今、最高の状態にいる。
そう信頼することで、
どんな出来事が起こっても、
安心してその流れの中に身を置くことができます。
目の前の出来事をジャッジすることをやめたとき、
私たちは、出来事そのものではなく、
その出来事を通して流れているものを感じ始めます。
そして、
自分にとって何が良くて、何が悪いのかを、
すべて自分で決めつけなくてもいいのだと気づいていきます。
真実は、私たちは常に最高の状態にあるということ。
どんな状態であっても、
今が一番最高の状態であると信頼する。
目の前の現実を変えることに意識を向けるのではなく、
今ここにある自分と、人生の流れを信頼して生きていく。
そして、今が最高の状態であると信じられたとき、
常に最高の状態が自分のもとへ流れ込んできていたのだと、
実感できることでしょう。
私たちは、
何かを変え続けなければ幸せになれない存在ではありません。
今この瞬間を信頼すること。
それが、安心して人生の流れに身を委ね、
自分にとって最高の世界を生きていくことにつながっているのです。