親の親になって生きてきた人に見られる、歪んだ現実創造のパターン
そると/心とエネルギーのお話/ビューティフルライフカウンセラー
セッションさせて頂く中で、あることに気づいた。
それは、幼い頃から「親の親」として生きてきた人ほど、
仕事やパートナーシップで同じような問題を繰り返しやすいということ。
もちろん本人はそんなつもりはない。
むしろ責任感が強く、優しく、人のためによく動く人だ。
困っている人を見ると放っておけない。
誰かが苦しんでいると、自分が何とかしなければと思う。
頼られることも多い。
だから周りからは、
「しっかりしている人」
「頼れる人」
と思われることも多い。
本人もそれを自負している。
けれど、その優しさの奥には、
無意識のうちに身につけたある生き方が
隠れていることがある。
それが、
「私が何とかしなければならない」
という前提だ。
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目次
- 親の親になってしまった子ども
- 大人になっても続く役割
- トラブルが起きた時に始まる3つの反応
- 本当の問題は出来事ではない
- 人生は原因を探す場所ではなく、気づきを受け取る場所
- 支える愛から、信じる愛へ
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親の親になってしまった子ども
本来、子どもは守られる存在である。
安心して甘え、
失敗し、
頼り、
受け取ることで成長していく。
しかし、
親が精神的に不安定だったり、
家庭の中に問題が多かったり、
親自身が誰かに支えを必要としていた場合、
子どもは無意識に親を支え始める。
親の機嫌を読む。
親を心配する。
親を助ける。
親を守ろうとする。
気づけば、
子どもでありながら親の役割を担っている。
これが、「親の親になる」という状態である。
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大人になっても続く役割
問題は、
その役割が大人になっても終わらないことだ。
本人は気づいていない。
けれど心の奥では、
「私が支えなければならない」
「私が責任を取らなければならない」
「私が何とかしなければならない」
と思いながら生きている。
すると仕事でもパートナーシップでも、
助けが必要な人
問題を抱えている人
依存的な人
責任を取らない人
ばかりが現れる。
なぜなら、自分が救う側でいることで、
幼い頃から慣れ親しんだ人生のパターンを
再現し存在価値を得ているからだ。
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トラブルが起きた時に始まる3つの反応
そして問題が起きると、
決まって同じ反応が始まる。
① 自己防衛
まず最初に出てくるのが、
「なぜこんなことが起きたんだろう」という問いだ。
一見すると原因を探しているように見える。
しかしその奥には、
「私は悪くない」
という自己防衛が隠れていることがある。
親の親として生きてきた人は、
本当はずっと責任を背負い続けてきた。
だからもう責められたくない。
傷つきたくない。
その結果、無意識に外側へ原因を探し始める。
相手が悪い。
環境が悪い。
会社が悪い。
状況が悪い。
そして現実との対立が始まる。
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② 自己否定
反対に、
「私の何がいけなかったんだろう」
という反応も起きる。
すると今度は、
すべてを自分の責任にしてしまう。
もっと頑張ればよかった。
もっと優しくすればよかった。
もっと我慢すればよかった。
そして深く落ち込む。
本来背負う必要のない責任まで抱え込み、
自分を責め続けてしまう。
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③ 回避
さらに、
「どうすれば防げたんだろう」という思考が始まる。
これは前向きな反省に見えるかもしれない。
けれど実際には、
傷つくことへの恐れから生まれる回避行動であることも多い。
本音を言わなくなる。
期待しなくなる。
距離を置く。
チャレンジしなくなる。
関わることをやめる。
そして問題から逃げているつもりが、
人生そのものから離れてしまう。
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本当の問題は出来事ではない
ここで気づいて欲しい。
問題は、
パートナーでもない。
仕事でもない。
起きた出来事そのものでもない。
本当の問題は、
「私が何とかしなければならない」
という前提であることが多い。
その前提がある限り、
救う人と救われる人。
支える人と支えられる人。
頑張る人と依存する人。
そんな関係性を無意識に創り続けてしまう。
相手が変わっても、
職場が変わっても、
環境が変わっても、
なぜか似たような現実が繰り返される。
それは罰でも失敗でもない。
人生が、
「もうその役割を手放してもいいよ」
と教えてくれているサインだと気づいて欲しい。
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人生は原因を探す場所ではなく、気づきを受け取る場所
だから私は思う。
人生は原因を探す場所ではない。
人生は気づきを受け取る場所なのだと。
何かが起きた時、
「誰が悪いのか」を探すのではなく、
「この出来事は私に何を気づかせようとしているのだろう」
と問いかけてみる。
すると見えてくる。
私はまた背負おうとしていた。
私はまた救おうとしていた。
私はまた誰かの人生を生きようとしていた。
私はまた、自分の価値を証明しようとしていた。
その気づきが生まれた瞬間から、
現実は少しずつ変わり始める。
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支える愛から、信じる愛へ
本来のパートナーシップは、
どちらかが親になり、
どちらかが子どもになる関係ではない。
互いを尊重し、
互いを信頼し、
共に成長していく関係である。
仕事も同じだ。
誰かを背負うために働くのではない。
自分の喜びや才能を世界と分かち合うために働くのだ。
親の親になって生きてきた人は、
誰よりも愛が深い。
だからこそ、
もう背負わなくていい。
もう救わなくていい。
もう誰かの人生を生きなくていい。
これからは、
支える愛から、信じる愛へ。
救う愛から、尊重する愛へ。
そして、
誰かの期待に応える人生から、
自分自身の魂が望む人生へ。
その時、
これまで繰り返してきた現実創造のパターンは終わり、
本当の意味で、自分の人生が始まるのである。