同化していたエゴに気付くと、心穏やかになる

そると/心とエネルギーのお話/ビューティフルライフカウンセラーそると/心とエネルギーのお話/ビューティフルライフカウンセラー


何か言われた瞬間、イラッとする。

嫌なことが起きると、すぐに「もう無理」と思う。

誰かの言葉に傷ついて、相手を責めたくなる。

失敗しそうになると、怖くなって動けなくなる。

「ちゃんとしなきゃ」

「嫌われたくない」

「私が頑張らなきゃ」

そんな声が、頭の中に次々と浮かんでくる。

そして私たちは、

「私はそう思っている」

と思って、その声のままに行動します。

でも、ちょっと待って。

その声は、本当に「あなた」なのでしょうか?

エゴは、とても素早い

何かが起きると、

「危ない!」

「嫌だ!」

「こうしなきゃ!」

「逃げなきゃ!」

「言い返さなきゃ!」

と、瞬間的に反応するものがあります。

それが、エゴです。

エゴは、これまでの経験や記憶から、

「こうしたほうが安全」

「こうしないと嫌われる」

「こうしないと失敗する」

と判断して、あなたを守ろうとします。

だから、エゴがあることは悪いことではありません。

むしろ、

これまでのあなたを守ってくれていた存在でもあります。

問題なのは、

エゴの声を「私の声」だと思い込んでしまうこと。

ここなんです。

エゴは、過去に生きている

エゴは、過去の経験をもとに反応します。

以前、傷ついた。

以前、失敗した。

以前、嫌われた。

以前、頑張らなければ認めてもらえなかった。

だから、

「また傷つくかもしれない」

「また失敗するかもしれない」

「また嫌われるかもしれない」

「もっと頑張らなきゃ」

と教えてくる。

つまりエゴは、

過去に起きたことをもとに、未来を予測している。

「前はこうだった」

だから、「今回もきっとこうなる」と。

でも、今は過去ではありません。

過去のあなたと、今のあなたは同じではない

過去に傷ついたあなたと、

今ここにいるあなたは、

同じではありません。

過去にできなかったことも、

今ならできるかもしれない。

過去に選べなかったことも、

今なら選べるかもしれない。

過去にはなかった人間関係も、

今はつくれるかもしれない。

過去のあなたが生きた世界と、

今のあなたが生きている世界は、

もう違うのです。

それなのに、

過去の経験から生まれたエゴの声を、

「今の私の答え」だと思ってしまう。

ここに、

エゴとの同化が起こります。

「怖い」と思ったとき

例えば、

何か新しいことを始めようとしたときに、

「怖い」

「失敗したらどうしよう」

「やめておいたほうがいい」

という声が出てきたとします。

そのとき、

「怖いから、やめよう」

と、そのまま行動を止めてしまう。

でも、

「私の中に、怖がっている部分がある」

と捉えてみたらどうでしょう。

怖さはある。

でも、

私は、怖さそのものではない。

怒りが出てきても、

「私は怒りそのもの」ではない。

不安が出てきても、

「私は不安そのもの」ではない。

「こうしなきゃ」という思考が出てきても、

「私は、その思考そのもの」ではない。

あなたは、それらを

「今、私の中にこんな反応がある」

と見ることができます。

同化すると、エゴが人生を決め始める

エゴと同化していると、

エゴが怖がれば、動かない。

エゴが怒れば、攻撃する。

エゴが傷つけば、閉じる。

エゴが不安になれば、未来を心配する。

エゴが「もっと頑張れ」と言えば、休めない。

いつの間にか、

エゴの反応が、人生の選択になっていきます。

でも、それは本当に、

あなたが望んでいる人生でしょうか?

エゴを消さなくていい

ここで、

「じゃあ、エゴをなくさなきゃ」

と思わなくて大丈夫です。

エゴを消そうとすると、

今度は「エゴがある自分」を否定することになります。

それもまた、

エゴとの戦いです。

そうではなくて、

ただ気づく。

「今、エゴが反応しているな」と。

怒っている自分を責めるのではなく、

「怒りが出てきたんだね」と見る。

怖がっている自分を責めるのではなく、

「怖いんだね」と受け止める。

エゴの声を聞く。

でも、

その声に反応して、すぐに動かない。

これが大切です。

エゴが反応したら、すぐに動かない

エゴは、とても素早い。

何かが起こった瞬間、

「危ない!」

「嫌だ!」

「こうしなきゃ!」

と反応し始めます。

だから、

エゴが鳴った瞬間に行動しない。

一呼吸置く。

そして、

「これは、過去の経験から出てきた反応かな?」

と見てみる。

その声を聞いて、「そうだったんだね」と受け止める。

でも、

その声のままには動かない。

聞くことと、従うことは違います。

エゴの反応の奥に、本当の望みがある

エゴの声を少し離れて見てみると、

その奥に、

あなたの本当の望みが見えてくることがあります。

怒っていたけれど、

本当は分かり合いたかった。

逃げたかったけれど、

本当はやってみたかった。

「嫌われる」と思っていたけれど、

本当は自分らしくいたかった。

「もっと頑張らなきゃ」と思っていたけれど、

本当はもう休みたかった。

エゴは、

あなたを邪魔しているように見えて、

実は、

「ここに過去の傷や思い込みがあるよ」

と教えてくれているのかもしれません。

だから、エゴを敵にしなくていい。

エゴの声を入り口にして、

自分の内側を見ていけばいい。

あなたは、エゴを見ることができる

そして、

ここに大きな気づきがあります。

あなたは、

「私、今怒っているな」

と気づくことができます。

「私、怖がっているな」

と気づくこともできます。

「また『こうしなきゃ』って思っているな」

と見ることもできます。

ということは、

あなたは「怒り」そのものではない。

あなたは「怖さ」そのものでもない。

あなたは「こうしなきゃ」という思考そのものでもない。

それを見ている自分がいる。

ここに、

エゴとあなたの間にある、

ほんの小さな空間があります。

そして、

その空間に、自由があります。

あなたは、選択をし直せる

エゴが、

「怖いからやめよう」と言ったとしても、

あなたは、

「怖さはある。でも、私はやってみたい」

と選ぶことができます。

エゴが、

「また傷つくよ」と言ったとしても、

「そうかもしれない。でも、私は人を信じてみたい」

と選ぶことができます。

エゴが、

「もっと頑張らなきゃ」と言ったとしても、

「今の私は、休むことを選びたい」

と選ぶことができます。

つまり、

エゴの声が聞こえたことと、

その声に従うことは別なのです。

過去の自分が選んだ生き方を、

今の自分がもう一度選ぶ必要はありません。

過去の反応ではなく、今の自分から選ぶ

「私はこれまでこうしてきたから」

ではなく、

「今の私は、どうしたい?」と聞いていい。

エゴが、「怖い」と言っている。

その声を聞きながら、

今あなたは何を選びますか?

エゴが、「無理」と言っている。

その声を聞きながら、

今、あなたは何を選びますか?

エゴが、「嫌われるよ」と言っている。

その声を聞きながら、

今、あなたは何を選びますか?

エゴが、「もっと頑張らなきゃ」と言っている。

その声を聞きながら、

今、あなたは何を選びますか?

今のあなたは、何を選択したいですか?

エゴは、過去に生きています。

過去に傷ついたから、

今も傷つかないようにする。

過去に失敗したから、

今も失敗しないようにする。

過去に嫌われたから、

今も嫌われないようにする

過去に頑張ったから、

今も頑張り続ける。

でも、

あなたは今に生きています。

だから、

過去からやってくるエゴの声に、

人生を決めてもらわなくていい。

エゴの声を聞く。

その存在を受け止める。

そして、一呼吸置く。

感じる。

見る。

そして、選ぶ。

過去の反応ではなく、

今のあなたから、もう一度選び直す。

あなたは、エゴではありません。

エゴはあなたの中にあります。

でも、エゴに人生を運転させなくていい。

人生のハンドルを握るのは、

エゴではなく、

今を生きるあなた自身です。

さあ、

今のあなたは、

何を選択したいですか?