なぜ、相手を変えるより自分が変わった方が、現実は動きやすいのか

そると/心とエネルギーのお話/ビューティフルライフカウンセラー

「どうして、あの人は変わってくれないんだろう」

夫にもっとこうしてほしい。

もっと私の気持ちを分かってほしい。

子どもに、もう少しこうなってほしい。

親や義理の親との関係も、もっと楽になったらいいのに。

職場の人間関係も、どうして私ばかり気を遣わなければいけないんだろう。

そんなふうに、思い通りにならない現実に出会ったとき、

私たちはつい、

「相手が変わればいいのに」

と思ってしまいます。

でも、もし。

相手を変えるよりも、

自分が変わった方が、現実は早く動くとしたら?

今日は、男性性(外向き)と女性性(内向き)のエネルギーの違いから、

なぜ自分自身に戻ることで、現実が動きやすくなるのかをお話しします。

男性(性)と女性(性)では、エネルギーの向きが違う

ここでいう男性性・女性性は、性別そのものの話ではありません。

誰の中にも、男性性と女性性の両方があります。

その上で、あえてエネルギーとして捉えるなら、

男性性は、

「動かす」
「決める」
「前へ進む」
「形にする」

という、外へ向かう力。

一方、女性性は、

「感じる」
「受け取る」
「育む」
「内側から生み出す」

という、内側の力。

私は、この違いがとても大切だと思っています。

男性性は、現実を動かしていく力。

女性性は、その現実が生まれる土台。

だから自分の内側を整えることは、

「何もしない」ということではありません。

むしろ、

現実を変えていくための、大きな力になる。

そう考えると、今までとは少し違う景色が見えてきます。

「相手を変えたい」と思ったとき、意識は外側に向いている

例えば、夫が自分の思うように動いてくれないとします。

「もっと家事をしてほしい」

「もっと話を聞いてほしい」

「もっと私を大切にしてほしい」

そう思うこと自体は、悪いことではありません。

でも、もし心の中に、

「夫が変わらないと、私は幸せになれない」という思いがあったら。

どうでしょう。

自分の幸せの鍵を、相手に渡していることになります。

相手が変わるまで、私は満たされない。

相手が優しくしてくれるまで、私は安心できない。

相手が認めてくれるまで、私は自分を認められない。

そうなると、自分の人生なのに、

人生の主導権を相手に預けることになってしまいます。

だから、一度「自分」に戻ってみる

相手を見続けるのではなく、

一度、自分の内側に意識を戻してみる。

「私は、本当はどうしたい?」

「私は、どんな関係を築きたい?」

「私は、どんな自分でいたい?」

「私は、何を我慢している?」

「私は、本当は何を受け取りたい?」

相手ではなく、自分を見る。

ここから、現実が動き始めます。

自分が変わると、なぜ現実が変わるのか

相手を変えようとすると、

「あなたが変わって」という力が相手に向かいます。

でも、自分が変わると、「私は、こう生きる」

という、自分自身の選択になります。

例えば、

今まで我慢していたことを伝える。

本当は嫌だったことを「嫌」と言う。

やりたくないことを、無理して引き受けない。

本当に欲しいものを、自分に与える。

休みたいときに休む。

自分の時間を大切にする。

「私はこうしたい」という気持ちを、ちゃんと尊重する。

そうやって自分の在り方が変わると、

自分の選択が変わります。

選択が変わると、行動が変わります。

行動が変わると、相手との関係性も変わります。

そして、関係性が変わることで、

これまでと同じだったはずの現実も、少しずつ変化していきます。

だから、「自分が変われば相手が変わる」

というより、

自分が自分自身に戻ることで、

関係性が変わり、

その結果として現実が変わっていく。

私は、そう考えています。

これは「自分が我慢する」という話ではない

ここは、とても大切なところです。

「自分が変わった方が現実が変わる」

と聞くと、

「じゃあ、私がもっと我慢すればいいの?」

と思う人もいるかもしれません。

それは違います。

むしろ、逆です。

我慢していることに気付いてそれをやめる。

自分を後回しにしている環境に気付いてそれをやめる。

相手の期待に応えるために動いていたことに気付いてそれをやめる。

「嫌われないために」という理由で、自分を小さくすることをやめる。

そして、

自分の人生を、自分で生き始める。

それが、「自分が変わる」ということです。

本当に変えるべきなのは、相手ではなく「自分の在り方」

私たちは、現実が苦しくなると、

「夫が変われば」

「子どもが変われば」

「会社が変われば」

「環境が変われば」

と思います。

でも、

相手や環境が変わるのを待たなくても、

今日から変えられるものがあります。

それが、自分の在り方です。

どんな気持ちで生きるのか。

何を選ぶのか。

何を大切にするのか。

何を受け取り、

何を手放すのか。

そこは、自分で選ぶことができます。

そして、自分が変わると、

自分の世界の見え方が変わります。

見え方が変わる。

選択が変わる。

行動が変わる。

関係性が変わる。

現実が変わっていく。

だから私は、

現実を変えたいなら、まず自分に戻る。

これが、とても大切なのだと思っています。

でも、ここで一つ問題があります

ここまで読んで、

「じゃあ、自分に戻ればいいんだ」

と思った方もいるかもしれません。

でも、

「自分に戻る」

って、

実はそんなに簡単なことではありません。

なぜなら私たちは、

長い間、

「こうするもの」

「こうあるべき」

「普通はこう」

「母親ならこう」

「妻ならこう」

「ちゃんとした大人ならこう」

という、たくさんの価値観の中で生きてきたからです。

気づかないうちに、

誰かの「正解」を、

自分の「正解」だと思って生きている。

だから、

「私はどうしたい?」

と聞かれても、

答えがすぐに出てこないことがあります。

それは、

あなたに望みがないからではありません。

自分の人生を、自分で選ぶことに慣れていないだけなのかもしれません。

「相手を変える」から「自分の人生を選ぶ」へ

だから、ここから先に必要なのは、

単に「自分を大切にしましょう」ということではないのだと思います。

もっと深いところで、

私は、誰の人生を生きているんだろう?

という問いに向き合うこと。

そして、

私は、本当はどんな人生を生きたいんだろう?

と、自分の人生をもう一度選び直すこと。

そして、

理想の人生が今ここになければ、

「ないなら、どうやって創ろう?」

と考えてみること。

相手が変わるのを待つ人生から、

自分で人生を選び、

自分で人生を創っていく人生へ。

そのためには、

一度、自分の人生そのものを見つめ直す時間が必要なのかもしれません。

次の記事では、

「誰かに幸せにしてもらう人生」から、

「私が選び、私が創る人生」へ。

そのために必要な、

人生の3つのステップについてお話しします。

気づく。

選ぶ。

創る。

ここから、

あなたの人生の「パスポート」を、

新しく更新する旅が始まります。